日常のご飯の中で栄養素をうまく取り込むための調理方法 Vol.5

日常のご飯の中で栄養素をうまく取り込むための調理方法。

続きをお伝えしていこうと思います。

前回の投稿はコチラ。

http://www.erbastella.com/wp/cooking-method4/

 

⑥砂糖に頼らない

人間が感じる最も簡単な美味しさは『甘さ』です。

北海道は特に料理を甘くする風習がありますが、日常的なご飯を砂糖で味付けする必要が

あるでしょうか??

 

基本的に、甘い料理は素材の味を分からなくします。

もしかしたら、素材の味自体が希薄になってきたために、甘い味付けで誤魔化すような料理が

増えてきたのかもしれません。

 

糖質も重要な栄養素かもしれませんが、現代人はジュースや菓子パン、お菓子などで過剰に糖分を

摂っています。

うちの場合は、自分たちが食べる料理にも砂糖は一切使いません。(あ、お菓子やパンには使いますよ)

ただ和食の少し甘い味付けにしたいときもありますので、上質なみりんを少しだけ使うようにしています。

基本は野菜から出る出汁や乾物をうまく使い、素材のもつ甘さ・旨味で味付けを完成させましょう。

 

 

⑦皮むき、灰汁抜き、下茹では必要ない

一般家庭の調理でアクを抜くといった行為はあまり必要ないように思います。

また、無駄に皮を剥く必要もありません。野菜に含まれる栄養素や抗酸化物質は、皮に多く含まれる

場合がほとんどです。

ナスやゴボウなどを使う際、よく「水にさらす」という言葉を耳にしますが、当然水に溶け出た

栄養素を捨てることになり、味を抜いているだけです。

変色を防ぎたいのであれば、直前に切るようにしましょう。

豆を煮る際も、「一度水を捨てて新しい水で煮る」のではなく、最初によく洗って、漬けておいた水で

コトコト煮ればいいだけです。

 

続きはまた次回♪