自然栽培や有機が美味しい(傾向?にある)わけ Vol.1

自然栽培や有機が美味しい(傾向?にある)わけ

 

私たちはOPENの一年前から畑を作り、

野菜やハーブを育てています。

 

場所によって、山の黒土を入れてもらったり、

農家さんから出た土を譲ってもらったりして、

今では無農薬・無肥料で年間100種類近くを栽培しています。

 

 

ここでまずは定義の確認をしておきましょう。

※諸説有のため一般的な定義をご紹介します

 

有機栽培とは・・・(有機JAS認定の場合)

「化学肥料を使わず、化学的な農薬を使わない」栽培方法のこと。

あれ?無農薬なんじゃないの?

と、思われた方もいらっしゃると思いますが、

有機JAS認定農薬であれば、使用しても「有機」となるわけです。

牛糞や鶏糞など、動物性有機肥料を使用することも認められています。

 

自然栽培とは・・・

有機栽培の定義に加えて

「動物性有機肥料・堆肥も一切使わない」栽培方法。

要は、農地に養分供給を目的とするものを

何も持ち込むことなく作る方法です。

 

 

私たちは無農薬・無肥料で野菜をつくっているので、

「自然栽培」に分類されるわけですね。

 

 

 

私たちの考えを結論から言うと、、、

美味しい野菜を作るために

化学肥料や農薬が必要だとは思っていません。

 

ただ私たちは農家ではありませんし、

安定した量と品質を求められている訳ではありません。

 

『農業』というビジネスで考えるなら、

必要だという考えも否定する気はありません。

 

『美味しさ』に重きを置く私たちは、

自然栽培の生産者の考えが最もしっくりきています。

 

 

勘違いしないでほしいのは、自然栽培も有機も、

『農業』のスタイル・考え方であり、

そこには人間の生活、お金の流れが生まれます。

 

何もしない放置栽培が美味しい野菜を作るという訳ではなく、

人間の手やそれぞれの考えは必ず加わります。

 

 

 

では、自然栽培や有機で作られる野菜が美味しいわけは何でしょうか?

 

 

一つは、生き物の体は自然界にあるものを

美味しいと感じるように出来ていること。

 

美味しくない例えをするときに、

『薬臭い』という言葉を使うことがあります。

 

水道水なんかも塩素が多いと

「薬くさーい」「マズーイ」と言ったりします。

 

スーパーで買ったキャベツが

「なんか苦いな」と思ったことはありませんか?

 

化学的に作られた肥料も農薬も、

ちゃんと出来上がる野菜の味に反映されます。

 

 

TVや雑誌で「美味しい」と紹介される昔ながらの作り方の味噌や醤油。

スーパーで売っている大きいペットボトルで200~300円のもの。

 

裏に書いてある原材料を見比べてみてください。

美味しいものの材料は自然の材料のみ、

いたってシンプルです。

 

続きはまた次回!